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横浜労災相談室

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Q&A

労災申請してからいつ・どのように振り込まれますか?

  • 文責:所長 弁護士 湯沢和紘
  • 最終更新日:2024年6月5日

1 労災の届出

労災が発生した場合、すぐに会社に報告するようにしましょう。

また、ケガがある場合には、速やかに病院を受診するようにしてください。

会社への報告や病院の受診が遅くなると、労災として取り扱ってもらえないことや労災によるケガと認められないことがあるため注意が必要です。

なお、労働者が死亡したり、4日以上の休業が必要なケガをしたりした場合には、会社が労働基準監督署に労働者死傷病報告を提出することとされています。

2 労災保険の給付の申請

労災によるケガで治療を受けたり休業したりした場合、療養補償や休業補償の給付の申請を行うことができます。

労災保険の給付の申請は、所定の様式を所轄の労働基準監督署に提出することによって行います。

会社にもよりますが、会社の担当者が、必要な手続きや書類について説明してくれることが多いと思いますので、まずは会社の担当者に確認してみてください。

労災保険の給付の申請を行うと、労災の内容や労働基準監督署の状況にもよりますが、3か月程度で支給するかしないかの通知が届き、労災保険が給付される場合には、労働者が指定した金融機関の口座に給付金が振り込まれます。

3 会社が協力してくれない場合の対応

会社が労災による傷病であることを否定したり労災申請に協力してくれない場合には、労働者自らが労災保険の給付の申請を行うこともできます。

労働基準監督署が相談窓口を設けているため、必要な資料や手続きについて分からないことがある場合には、労働基準監督署に相談することをおすすめします。

労働者自らが申請を行った場合には、会社に対するヒアリング等の調査が行われることもあるため、支給するかしないかの決定までに時間がかかることがあります。

労災保険が給付される場合には、労働者が指定した金融機関の口座に給付金が振り込まれます。

なお、労災保険の給付申請に関する書式は、厚生労働省のホームページでも公開されているため、参考にするのもよいと思います。

参考リンク:厚生労働省・主要様式ダウンロードコーナー(労災保険給付関係主要様式)

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